1. 加齢による変化
加齢に伴い、膝関節の構造や機能に変化が生じます。特に、軟骨の摩耗や骨の変形が進むことにより、膝のアライメント(正しい配置)が崩れやすくなります。膝関節に負担がかかると、膝が内側に引っ張られることがあり、結果としてX脚のような形状になります。
- 変形性膝関節症:加齢とともに膝の軟骨がすり減り、骨同士が直接擦れ合うことが増えます。これが膝のアライメントに影響を与え、X脚のように見えることがあります。
- 筋肉の衰え:年齢とともに、膝周りの筋肉が弱くなることがあります。特に、大腿四頭筋や内転筋が弱くなることで膝を支える力が不十分となり、膝が内側に傾くことがあります。
2. 生活習慣
日常生活の中での姿勢や動作がX脚を引き起こす場合があります。以下のような生活習慣が関与することがあります。
- 長時間の座りっぱなし:座り仕事が多い場合、膝にかかる圧力が偏り、長時間の不自然な姿勢が膝のアライメントを崩す原因になることがあります。
- 歩き方の悪さ(歩行姿勢):不適切な歩き方や歩行のクセも、膝に不均等な負荷をかけ、X脚を引き起こすことがあります。例えば、内股で歩くことが多い場合などです。
- 運動不足や過度な運動:運動不足によって筋肉が弱くなると、膝を支える力が不足し、関節に負担がかかります。逆に、過度に膝に負荷をかける運動も関節を傷つけ、X脚のリスクを高める可能性があります。