外的な怪我が原因によるX脚(外的要因によるO脚やX脚)は、外的な衝撃や事故、ケガによって脚の骨や関節に異常が生じ、正常なアライメント(整列)が崩れることにより発症することがあります。X脚とは、膝が内側に向かって曲がる状態を指します。この状態になる原因としては、以下のような外的要因があります。
1. 骨折や打撲
外的な力が骨に加わり、膝の骨(大腿骨、脛骨、膝蓋骨など)が骨折した場合、治癒過程で骨が正常に癒合しないことがあります。特に膝周辺の骨折や関節の変形が生じると、脚のアライメントが崩れ、X脚になることがあります。例えば、膝を直角に曲げた状態で衝撃を受けた際に、大腿骨や脛骨に亀裂や骨折が起き、それが原因でX脚を引き起こすことがあります。
2. 靭帯損傷
膝の靭帯(前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯など)は膝関節を安定させる重要な構造物です。外的な衝撃や事故によってこれらの靭帯が断裂または損傷すると、膝関節の安定性が失われ、膝が不安定になり、最終的にX脚が進行することがあります。靭帯損傷によって膝が過度に内側に引っ張られることが、X脚の原因になります。
3. 関節の脱臼
膝の関節が脱臼することによって、膝の骨の配置が異常になり、その後の治療過程で脚のアライメントに問題が生じることがあります。脱臼を治療する過程で骨が正しく位置しないと、X脚が形成される可能性があります。
4. 成長期の外的衝撃
特に成長期の子供や若年層においては、膝の成長板が完全に閉じていないため、外的な衝撃(スポーツ事故や交通事故など)によって膝関節に異常が生じることがあります。この場合、成長板が影響を受けて骨の成長が不均等になり、X脚のような変形が進行することがあります。
5. 関節炎や軟骨損傷
膝の関節に外的な衝撃が加わった結果、軟骨が損傷したり、関節内の炎症が生じたりすることがあります。これが長期的に進行すると、膝の形が変わり、最終的にX脚を引き起こすことがあります。例えば、膝関節内の半月板損傷や軟骨損傷が原因で、膝が徐々に内側に向かって変形することがあります。