整体セルフケアでX脚を改善する方法とポイント

X脚の原因と予防法

x脚

X脚とは、立った時に太ももとひざはくっついているけど、ふくらはぎとくるぶしが離れている状態のことです。見た目が『X』に見えることからX脚と呼ばれています。X脚は、日常生活動作や生活習慣、仕事での姿勢、筋肉の癖によって作られます。そのため、自分の体の癖を改善することでX脚は治り、すらっとした美脚になることができます。しかし、X脚を放置することで、変形性膝関節症になる可能性が高くなります。変形性膝関節症とは、ひざの軟骨がすり減り、関節炎や変形を生じて、痛みなどが起こることを言います。痛みが出てしまうと、想像以上に生活のいろいろな場面で支障をきたします。早い段階で対策を行いましょう。

・X脚とは何か?

x脚矯正

X脚は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの内側の骨)の交差部分の外側の角度(大腿脛骨角 FTA:femoro tibial angl)が正常よりも小さくなっている状態です。正常なFTAは日本人の場合は176~178度ですが、165度より小さい場合をX脚と判断されます。X脚は、ひざの内側に負担がかかりやすく、ひざの軟骨や半月板をすり減らす原因になります。また、ひざの関節に無理な負担が長期間かかり続けると、骨が変形して、変形性膝関節症になってしまうかもしれません。X脚は見た目の悪さでお悩みの方が多いのですが、それだけではなく進行させてしまうとひざに痛みを伴ったり、ひざに水がたまったり、手術をしなければいけなくなる場合もあります。

・X脚になる日常習慣とは?

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X脚になる日常習慣としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 座り方が悪い:背もたれに身体を預けイスに浅く座る、横座り(お姉さん座り)、頬づえをつく、足を組むなどの姿勢は、骨盤のゆがみや反り腰を誘発し、X脚になりやすくなります。
  • 筋力低下、柔軟性の低下:股関節や足にはたくさんの筋肉がありますが、その中でもお尻の筋肉や太ももの内側・外側の筋肉が弱くなったり、硬く緊張したりして、前後・左右のバランスの乱れがX脚を作ります。
  • 歩き方が悪い:姿勢不良により、すり足や内股歩きが強くなることで、扁平足や外反母趾に繋がります。扁平足や外反母趾になると股関節の内旋も強くなり、X脚を強めます。

これらの日常習慣を見直すことで、X脚の予防や改善につながります。

X脚の矯正に効果的なストレッチとトレーニング

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X脚を矯正するためには、筋力や柔軟性を高めることが必要です。筋力や柔軟性を高めることで、正しい姿勢を維持することができるようになります。また、筋力や柔軟性を高めることで、ひざへの負担を減らし、変形性膝関節症の予防にもなります。ここでは、X脚の矯正に効果的なストレッチとトレーニングを紹介します。

・あぐらストレッチで股関節の柔軟性を高める

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あぐらストレッチは『股関節外旋六筋』と呼ばれる筋肉に対してストレッチを行います。

2023年6月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : okada-minoru-home