1. 急性腰痛
急に発症する腰痛で、いわゆる「ぎっくり腰」などがこれに該当します。多くの場合、筋肉や靭帯の損傷が原因で、重いものを持ち上げた時や急な動きが原因で発生します。痛みが強く、数日から数週間続くことがありますが、一般的には比較的短期間で回復します。
特徴:
- 急激な痛み
- 身体を動かすと悪化
- 数日から数週間で回復
2. 慢性腰痛
3か月以上持続する腰痛を指します。原因が特定しにくく、筋肉の慢性的な緊張や姿勢の悪さ、ストレス、過度の身体的負荷などが影響することがあります。心理的な要因が関与することもあり、治療が長引く場合があります。
特徴:
- 長期間続く鈍い痛み
- 痛みが慢性的に存在し、日常生活に支障をきたす
- ストレスや姿勢が影響することがある
3. 筋筋膜性腰痛
腰の筋肉や筋膜が原因となる腰痛です。長時間同じ姿勢で過ごすことや、筋肉の使いすぎが原因で発生することがあります。痛みは筋肉に局在しており、動かすと痛みが増す傾向があります。
特徴:
- 局所的な筋肉の痛み
- 筋肉の緊張やこわばり
- 動くと痛みが増す
4. 椎間板ヘルニアによる腰痛
椎間板ヘルニアは、背骨の椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで痛みが発生します。腰から足にかけての痛みや痺れを伴うことが多く、坐骨神経痛の原因になることもあります。
特徴:
- 腰から足にかけての鋭い痛みや痺れ
- 動きにより症状が悪化
- 長時間座ったり、重い物を持ち上げると痛みが増す
5. 腰部脊柱管狭窄症による腰痛
脊柱管が狭くなることで神経が圧迫され、腰痛が発生する疾患です。特に年齢を重ねた人に多く見られ、腰から脚にかけての痛みや痺れが特徴です。歩行が困難になることもあります。
特徴:
- 歩行時の痛みや痺れ
- 休むと症状が軽減
- 高齢者に多い
6. 関節炎による腰痛
脊椎の関節(椎間関節)に炎症が生じ、腰痛を引き起こします。特に変形性関節症が原因の場合、動き始めの痛みや朝のこわばりが特徴です。
特徴:
- 動作時の痛み
- 朝のこわばり
- 関節の摩耗が原因
7. 内臓疾患による腰痛
腎臓や膵臓、婦人科系の問題が腰痛を引き起こすことがあります。例えば、腎結石や膀胱炎、子宮筋腫などが原因で腰に痛みが現れる場合があります。このような痛みは、内臓の疾患に起因するため、特定の動きに関係なく痛みが続くのが特徴です。
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