腰痛の種類と特徴
腰痛は大きく分けて、特異的腰痛と非特異的腰痛に分類されます。
1. 特異的腰痛
特定の原因がはっきりしている腰痛で、画像検査などで異常が見つかることが多いです。
- 椎間板ヘルニア: 椎骨の間にあるクッションの役割をする椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで起こる痛み。
- 脊柱管狭窄症: 脊髄が通る脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで起こる痛み。
- 腰椎分離・すべり症: 腰椎が部分的に折れていたり、ずれていたりすることで起こる痛み。
- 腫瘍: 骨や脊髄に腫瘍ができることで起こる痛み。
- 感染症: 椎骨に感染が起こることで起こる痛み。
2. 非特異的腰痛
明確な原因が特定できない腰痛で、画像検査では異常が見られないことが多いです。
- 椎間関節性腰痛: 椎骨と椎骨の間にある関節に炎症が起こることで起こる痛み。
- 椎間板性腰痛: 椎間板に炎症が起こることで起こる痛み。
- 仙腸関節性腰痛: 仙骨と腸骨の間にある関節に炎症が起こることで起こる痛み。
- 筋筋膜性腰痛: 筋肉や筋膜に炎症が起こることで起こる痛み。
腰痛の原因
腰痛の原因は、姿勢が悪い、重い物を持ち上げる、運動不足、ストレスなど、様々な要因が考えられます。また、加齢による体の変化も腰痛の原因の一つです。
腰痛の症状
腰痛の症状は、痛みだけでなく、しびれ、感覚異常、歩行困難など、人によって様々です。痛みの場所や強さ、時間帯によっても、考えられる原因が異なります。
腰痛の治療
腰痛の治療法は、原因や症状によって異なります。
- 薬物療法: 消炎鎮痛剤、筋肉弛緩剤などが使用されます。
- 物理療法: 温熱療法、電気療法、牽引療法などが行われます。
- 運動療法: 腰を支える筋肉を強化する運動や、柔軟性を高める運動などが行われます。
- 手術療法: 特異的腰痛で、薬物療法や運動療法で改善が見られない場合に行われることがあります。
腰痛の予防
腰痛の予防には、正しい姿勢を保つ、適度な運動をする、重い物を持ち上げる際は注意する、ストレスを溜めないなど、日頃の生活習慣の見直しが大切です。
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