ギックリ腰の治療法
整形外科で一般的に行われるギックリ腰の治療法には、以下のものがあります。
1. 安静と保存療法
- 安静: 痛みが強い初期の段階では、安静にすることが大切です。無理に動くと症状が悪化する可能性があります。
- 冷罨法: 患部にアイシングを行い、痛みや炎症を抑えます。
- 温罨法: 痛みが落ち着いてきたら、温熱療法を行い、血行を促進し筋肉の緊張を緩めます。
- 薬物療法: 痛み止め、筋肉弛緩剤、消炎鎮痛剤などが処方されることがあります。
2. 物理療法
- 牽引療法: 腰椎を引っ張ることで、神経の圧迫を軽減し、痛みを和らげます。
- 超音波療法: 高周波の振動を用いて、深部の組織を温め、血行を促進し、痛みを軽減します。
- 低周波治療: 微弱な電流を流すことで、筋肉の緊張を緩め、痛みを軽減します。
3. 手技療法
- マッサージ: 筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。
- 関節モビライゼーション: 関節の動きを改善し、痛みを軽減します。
- マニピュレーション: 関節を調整し、痛みの原因となっているズレを修正します。
4. 運動療法
- ストレッチ: 筋肉の柔軟性を高め、血行を促進します。
- コアトレーニング: 体幹を強化し、腰椎を安定させます。
- 姿勢改善指導: 正しい姿勢を身につけることで、再発予防に繋がります。
治療期間と注意点
治療期間は、個人の症状や体の状態によって異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月かかります。
- 無理な運動は避ける: 痛みを感じたら、すぐに運動を中止しましょう。
- 日常生活での注意: 重いものを持ち上げたり、長時間同じ姿勢を続けたりするのを避けましょう。
- 定期的な通院: 医師の指示に従い、定期的に通院して治療を受けましょう。
ギックリ腰の再発予防
- ストレッチや運動: 日常的に軽い運動を行うことで、筋肉を柔軟にし、腰の安定性を高めましょう。
- 正しい姿勢: 日常生活において、正しい姿勢を心がけましょう。
- 体重管理: 肥満は腰への負担を増やすため、適正体重を維持しましょう。
- ストレス管理: ストレスは筋肉の緊張を高めるため、ストレスを溜めないようにしましょう。
いつ病院に行くべき?
- 痛みが強く、日常生活に支障が出る場合
- 痛みと共に、しびれや麻痺などの症状がある場合
- 数日たっても痛みが改善しない場合
これらの症状がある場合は、早めに整形外科を受診することをおすすめします。
背中の痛み/腰痛/首の痛み/肩凝り/ぎっくり腰/慢性疲労/頭痛/片頭痛/O脚矯正/X脚矯正/
姿勢矯正/猫背矯正/カイロプラクティック/整体/骨盤矯正/産後の骨盤矯正/側弯症/ヘルニア/