突然の激しい腰痛で動けなくなってしまった経験、ありませんか？

ギックリ腰と呼ばれるこの症状は、多くの人が経験するつらいものです。

今回は、ギックリ腰の一般的な治療法についてご紹介します。

1.安静

ギックリ腰の初期段階では、安静にすることが大切です。

無理に動くと、症状が悪化する可能性があります。

安静期間は、症状や個人差によって異なりますが、一般的には数日から1週間程度です。

安静中は、横になって過ごしたり、座るときは腰に負担をかけないように注意したりしましょう。

2.アイシング

炎症を抑えるために、アイシングを行います。

患部に冷えタオルや氷嚢を当て、15～20分程度冷やします。

1日に数回、行うのが効果的です。

ただし、直接肌に当てると凍傷などの恐れがあるので、タオルなどで包んでから当てましょう。

3.痛み止め

痛みが強い場合は、医師に相談の上、痛み止めを服用します。

市販の痛み止めでも効果がありますが、医師に処方された薬の方が効果的な場合があります。

4.コルセット

コルセットを着用することで、腰に負担をかけずに日常生活を送ることができます。

コルセットは、ドラッグストアなどで購入することができます。

自分に合ったサイズのものを選びましょう。

5.マッサージ

症状が落ち着いてきたら、マッサージを受けるのも効果的です。

筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、回復を早めることができます。

ただし、急性期のマッサージは炎症を悪化させる恐れがあるので、医師に相談してから受けましょう。

6.ストレッチ

症状が完全に良くなったら、ストレッチをして、腰周りの筋肉を柔らかくしましょう。

ストレッチは、ゆっくりと痛みのない範囲で行うことが大切です。

7.鍼灸治療

鍼灸治療は、ツボを刺激することで、痛みや炎症を抑える効果があります。

ギックリ腰の治療に効果的なツボとしては、腰痛点や志堂などがあります。

8.運動療法

症状が完全に良くなったら、運動療法を取り入れるのも効果的です。

運動療法は、筋力強化や柔軟性向上などを目的として行います。

医師や理学療法士に相談しながら、自分に合った運動プログラムを作成しましょう。

ギックリ腰は、適切な治療を受けることで、早く治すことができます。

症状がひどい場合は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

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