産後の骨盤のゆがみを自宅でケアする方法と整体の補完

産後の骨盤のゆがみとは?原因と症状をチェック

産後の骨盤

産後に多くの女性が悩まされる骨盤のゆがみ。この記事では、産後に起こる骨盤の変化やゆがみがどういう状態なのか、どんな原因や症状があるかを詳しく解説します。自分が骨盤がゆがんでいるかどうかチェックする方法も紹介します。

産後の骨盤のゆがみとはどういう状態なのか

産後の骨盤

産後に起こる骨盤のゆがみとは、妊娠・出産によって広がった骨盤が正常な位置に戻らず、左右や前後にずれてしまうことです。妊娠中は赤ちゃんを守るためにホルモンの影響で骨盤の関節が緩み、骨盤が広がります。出産後は骨盤が元に戻るはずですが、産後のケアや生活習慣によっては骨盤が正しい位置に戻らないことがあります。骨盤がゆがむと、骨盤内の臓器や筋肉に負担がかかり、さまざまな不調を引き起こす可能性があります。

産後の骨盤のゆがみが引き起こす身体的・精神的な不調

産後の骨盤

産後の骨盤のゆがみは、以下のような身体的・精神的な不調を引き起こす可能性があります。

  • 腰痛や肩こりなどの筋肉・関節の痛み
  • 尿漏れや便秘などの排泄障害
  • 生理痛や不正出血などの婦人科系のトラブル
  • 冷え性やむくみなどの血行不良
  • ダイエットに効果的な筋肉量の減少や基礎代謝の低下
  • 姿勢や体型の悪化
  • 自信や魅力の低下によるうつ病や自己肯定感の低下

これらの不調は、産後の女性にとって大きなストレスになります。産後はホルモンバランスや生活リズムも乱れやすい時期ですから、骨盤のゆがみを放置すると、さらに体調を悪化させる恐れがあります。産後は早めに骨盤のゆがみをチェックし、必要ならばケアを行うことが大切です。

産後の骨盤のゆがみを自宅でケアするための5つのポイント

産後の骨盤

産後の骨盤のゆがみを自宅でケアするためには、以下の5つのポイントに注意することがおすすめです。これらは日常生活で気軽にできることばかりですから、ぜひ実践してみてください。

産後の骨盤を正しく閉じるために必要なこと

産後の骨盤矯正

産後は骨盤を正しく閉じるために、以下のことに気をつけましょう。

  • 安静にする:出産直後は無理をせず、安静にすることが大切です。特に立ち上がったり座ったりするときは、急激に重力がかかって骨盤に負担がかかりますから、ゆっくりと動くようにしましょう。また、重いものを持ったり運んだりすることも避けましょう。
  • 姿勢を正す:産後は赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりする機会が増えます。このときに姿勢が悪いと、骨盤に歪みを与える原因になります。また、座るときは背もたれにもたれずに、背筋を伸ばして骨盤を立てるようにしましょう。
  • 骨盤ベルトを使う:骨盤ベルトは、骨盤の関節を安定させて、骨盤のゆがみを防ぐ効果があります。出産後はできるだけ早く骨盤ベルトを着用することがおすすめです。ただし、骨盤ベルトはあくまで補助的なものであり、長時間着用すると筋力が低下する恐れがあります。適切なサイズや着用方法を専門家に相談し、1日2~3時間程度にとどめましょう。

産後の骨盤を自宅でケアするための5つのエクササイズ

産後の骨盤矯正

産後は骨盤を正しく閉じるために、以下の5つのエクササイズを行うことがおすすめです。これらは自宅で簡単にできるものばかりですから、毎日続けてみましょう。

  • 骨盤底筋トレーニング:骨盤底筋とは、骨盤の底にある筋肉のことで、尿漏れや子宮脱などの予防に効果的です。骨盤底筋トレーニングは、尿意を我慢するときに使う筋肉を意識して締めたり緩めたりすることです。仰向けに寝て足を曲げた状態で行うと効果的です。息を吐きながら3秒間締めて、息を吸いながら3秒間緩めるのを10回繰り返しましょう。
  • 腹筋トレーニング:腹筋は骨盤の前面にある筋肉で、骨盤を安定させる役割があります。腹筋トレーニングは、仰向けに寝て両手を頭の後ろに組んだ状態で行います。息を吐きながら上半身を起こして肘とひざが触れるようにし、息を吸いながら元の位置に戻ります。この動作を10回繰り返しましょう。
  • 背筋トレーニング:背筋は骨盤の後面にある筋肉で、姿勢や体型を整える効果があります。背筋トレーニングは、うつ伏せに寝て両手を頭の後ろに組んだ状態で行います。息を吐きながら上半身と両足を同時に持ち上げて5秒間キープし、息を吸いながら元の位置に戻ります。この動作を10回繰り返しましょう。
  • 内ももトレーニング:内ももは骨盤の内側にある筋肉で、骨盤を引き締める効果があります。内ももトレーニングは、仰向けに寝て両足を開いた状態で行います。両手でボールやクッションなどを持ち、両足で挟んで押し合います。このときに内ももに力を入れて、5秒間キープしましょう。この動作を10回繰り返しましょう。
  • 外ももトレーニング:外ももは骨盤の外側にある筋肉で、骨盤の安定性を高める効果があります。外ももトレーニングは、横向きに寝て下の足を曲げた状態で行います。上の足をまっすぐ伸ばして上げ下げします。このときに外ももに力を入れて、10回繰り返しましょう。反対側も同様に行いましょう。

産後の骨盤のゆがみに整体は効果的?メリットと注意点

産後の骨盤矯正

産後の骨盤のゆがみを自宅でケアするだけでは不十分な場合や、早く効果を得たい場合は、整体に通うことも一つの方法です。整体は、骨盤の歪みを専門的に調整することができますが、メリットと注意点があります。この記事では、整体で産後の骨盤を調整するメカニズムと効果、注意点と選び方について解説します。

整体で産後の骨盤を調整するメカニズムと効果

産後の骨盤矯正

整体で産後の骨盤を調整するメカニズムと効果は以下の通りです。

  • メカニズム:整体では、手技や器具などを用いて、骨盤の関節や筋肉にアプローチします。骨盤の関節は、軟骨や靭帯などでつながっており、柔軟性があります。そのため、適度な刺激や圧力を加えることで、骨盤の位置や角度を調整することができます。また、骨盤周りの筋肉は、骨盤の形や動きに影響を与えます。そのため、筋肉の緊張やコリをほぐすことで、骨盤の歪みを改善することができます。
  • 効果:整体で産後の骨盤を調整することで、以下のような効果が期待できます。
    • 骨盤の歪みやゆがみを正すことで、身体的・精神的な不調を改善する
    • 骨盤内の臓器や血液の流れを改善することで、婦人科系や代謝系のトラブルを予防する
    • 姿勢や体型を美しくすることで、自信や魅力を高める
    • 筋力や柔軟性を向上させることで、日常生活の動きや赤ちゃんのお世話を楽にする

整体で産後の骨盤を調整する際の注意点と選び方

産後の骨盤矯正

整体で産後の骨盤を調整する際には、以下の注意点と選び方に気をつけましょう。

  • 注意点:整体で産後の骨盤を調整する際には、以下の点に注意しましょう。
    • 出産後すぐに整体に行くのはNGです。出産後は子宮や傷口が回復していないため、整体による刺激が逆効果になる可能性があります。一般的には、自然分娩の場合は産後1ヶ月、帝王切開の場合は産後2ヶ月以降から整体に行くことがおすすめです。
    • 妊娠中や授乳中に服用している薬やサプリメントなどがあれば、整体師に伝えましょう。これらのものによって、整体の効果や副作用が変わる可能性があります。
    • 整体中や整体後に痛みや違和感を感じたら、すぐに整体師に伝えましょう。無理な力や角度で骨盤を調整すると、骨盤や臓器に損傷を与える恐れがあります。
    • 整体だけでなく、自宅でのケアも続けましょう。整体は一時的な調整であり、日常生活での姿勢や動作が骨盤に影響します。そのため、整体だけでなく、自宅でのエクササイズやストレッチなども続けることが大切です。
  • 選び方:整体で産後の骨盤を調整する際には、以下の点で整体院や整体師を選びましょう。
    • 産後の骨盤に関する知識や経験が豊富なこと:産後の骨盤は通常の骨盤とは異なります。そのため、産後の骨盤に関する知識や経験が豊富な整体院や整体師を選ぶことが重要です。口コミやホームページなどで確認しましょう。
    • カウンセリングや検査がしっかりしていること:産後の骨盤は個人差が大きく、一人ひとりに合った調整が必要です。そのため、カウンセリングや検査がしっかりしている整体院や整体師を選ぶことが重要です。カウンセリングでは、出産時期や方法、症状や目的などを伝えましょう。検査では、骨盤の歪みやゆがみの度合いや方向などをチェックしましょう。
    • 施術方法や料金が明確であること:産後の骨盤を調整するには、どのような施術方法や回数が必要か、料金はいくらかかるかなどが明確である整体院や整体師を選ぶことが重要です。施術方法や回数は、個人差や目的によって異なりますが、大まかな目安や計画を立ててもらいましょう。料金は、初回や回数券などの割引やキャンペーンがある場合もありますが、隠れた費用がないか確認しましょう。

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2023年7月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : okada-minoru-home