背中の痛みに効く薬の種類と特徴
背中の痛みは、筋肉や骨、神経などの損傷や炎症が原因で起こります。そのため、背中の痛みに効く薬は、それらの部位に作用する成分を含んでいます。ここでは、背中の痛みによく使われる薬の種類と特徴について解説します。
消炎鎮痛剤:炎症や熱を抑える効果がある薬
消炎鎮痛剤は、背中の痛みの原因である炎症を抑えることで、痛みや発熱を和らげる効果があります。一般的な痛み止めとして知られており、市販薬や処方薬として多くの種類があります。消炎鎮痛剤には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)とステロイド性抗炎症薬(ステロイド)の2種類があります。非ステロイド性抗炎症薬は、比較的副作用が少なく、ロキソニンやバファリンなどが有名です。ステロイド性抗炎症薬は、強力な消炎作用がありますが、副作用も大きく、プレドニゾロンなどが代表的です。
筋弛緩剤:筋肉のこりや緊張をほぐす効果がある薬
筋弛緩剤は、背中の筋肉がこわばっている場合に効果的な薬です。筋肉が使いすぎたり、悪い姿勢を長時間とったりすると、筋肉が硬くなって血流が悪くなります。その結果、背中に鈍い痛みや重さ、だるさなどが生じます。筋弛緩剤は、中枢神経系に働きかけて筋肉の収縮を抑えることで、筋肉のこりや緊張をほぐします。また、血流も改善されます。筋弛緩剤には、クロルゾキサゾンやチザニジンなどがあります。
背中の痛みに合わせて選ぶ市販薬のポイント
背中の痛みに効く市販薬はたくさんありますが、どれを選べばいいか迷うこともあるでしょう。
市販薬を選ぶときは、自分の背中の痛みの原因や程度、体質や好みなどに合わせてポイントを考えましょう。市販薬には、内服薬や外用薬といった形状や、消炎鎮痛剤や筋弛緩剤といった成分があります。それぞれにメリットやデメリットがありますので、以下の解説を参考にしてください。
内服薬か外用薬か:即効性や持続性、副作用などを比較する
内服薬は、口から飲んで胃や腸から吸収される薬です。即効性が高く、全身に作用するのが特徴です。背中の痛みが強くて早く治したい場合におすすめです。しかし、胃や肝臓、腎臓などに負担がかかりやすく、胃痛や胸焼けなどの副作用が起こる可能性があります。また、服用量や使用期間に注意が必要です。市販されている内服薬には、ロキソニンS1やバファリンプレミアム2などがあります。
外用薬は、皮膚に塗ったり貼ったりする薬です。持続性が高く、副作用が少ないのが特徴です。背中の痛みがあまりひどくなくて長期間使用したい場合におすすめです。しかし、内服薬に比べて鎮痛効果は弱く、効果は塗布した部分に限られます。また、皮膚のかぶれや刺激感などが起こる可能性があります。市販されている外用薬には、ボルタレンテープ3やサロンパスなどがあります。
冷感か温感か:湿布の使用感や血行促進効果などを比較する
湿布には、冷感タイプと温感タイプの2種類があります。冷感タイプは、メントールなどの成分で患部を冷やすことで炎症を抑える効果があります。温感タイプは、トウガラシエキスなどの成分で患部を温めることで血行を促進する効果があります。どちらも筋肉の温度まで変える効果は小さいため、基本的にどちらを使ってもかまいません。快感が脳に伝わることで鎮痛作用が高まるため、気持ち良く感じられる方を使いましょう。
ただし、ぎっくり腰のように急激に炎症が起きた時は患部を冷やすのが原則ですので、温感タイプは避けた方がよいでしょう。一方、血行不良により慢性的な痛みが生じている場合には、温感タイプを使ってみるのもよいでしょう。市販されている湿布には、冷感タイプのサロンパスアイスや温感タイプのサロンパスホットなどがあります。
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