1. 診断
整形外科での診断は、問診と身体検査、必要に応じてX線やMRI検査を行います。ギックリ腰の多くは筋肉や靭帯の損傷であり、重大な脊椎疾患ではないことを確認します。
2. 薬物療法
- 鎮痛剤: 痛みを緩和するために非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やアセトアミノフェンが処方されます。
- 筋弛緩剤: 筋肉の緊張を和らげるために使用されることがあります。
- 湿布・塗り薬: 局所的な痛みの軽減を目的に使用します。
3. 安静と活動の管理
- 安静: 強い痛みがある初期は安静が勧められますが、完全なベッド上安静は推奨されず、短期間にとどめるべきです。
- 徐々に日常生活に戻る: 痛みが和らいできたら、無理のない範囲で日常的な活動を再開します。長期間の安静は筋力の低下や回復の遅延につながるため、注意が必要です。
4. 物理療法(リハビリテーション)
- 温熱療法・冷却療法: 痛みや炎症の軽減を目的に使用されます。
- 電気治療: 痛みの緩和を目的に用いられることがあります。
- ストレッチ・エクササイズ: 痛みが和らいだ段階で、柔軟性や筋力の回復を目指したエクササイズが勧められます。
5. 生活指導と予防
- 姿勢の改善: 腰に負担をかけない姿勢や動作の指導が行われます。
- 筋力トレーニング: 腰痛の再発予防のために、コアマッスルの強化が推奨されます。
- 体重管理: 適切な体重の維持も腰への負担軽減に役立ちます。
6. ブロック注射(必要な場合)
痛みが強く、他の治療が効果を示さない場合は、神経ブロック注射が検討されることがあります。
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