ぎっくり腰とは?突然の激痛に驚かないために
ぎっくり腰とは、腰部に強い痛みが突然起こる症状のことです。ぎっくり腰は、腰を支える筋肉や靭帯が断裂したり、神経が圧迫されたりすることで生じます。ぎっくり腰は、重いものを持ち上げたりするだけでなく、咳やくしゃみなどの日常的な動作でも起こります。ぎっくり腰は、適切な対処法や予防法を知っておくことで、再発や慢性化を防ぐことができます。
ぎっくり腰の原因:筋肉や靭帯の断裂や神経の圧迫
ぎっくり腰の原因はさまざまですが、主なものは以下の通りです。
- 筋肉や靭帯の断裂:腰を支える筋肉や靭帯が急に負担に耐えられなくなって断裂することで、痛みが起こります。筋肉や靭帯が断裂すると、出血や炎症が起こって神経を刺激します。
- 神経の圧迫:椎骨や椎間板などが変形したり、飛び出したりして神経を圧迫することで、痛みが起こります。神経が圧迫されると、しびれや動きの制限なども生じます。
ぎっくり腰の症状:腰部の痛みやしびれ、動きの制限
ぎっくり腰の症状は人によって異なりますが、主なものは以下の通りです。
- 腰部の痛み:突然激しい痛みが起こり、その場で動けなくなることが多いです。痛みは一時的なものから長期間持続するものまでさまざまです。
- しびれ:神経が圧迫されると、下半身にしびれや冷感などが生じることがあります。しびれは足先まで広がる場合もあります。
- 動きの制限:腰部に痛みやしびれがあると、身体を曲げたり回したりする動作が困難になります。姿勢も前かがみになってしまう場合があります。
ぎっくり腰になったらどうする?正しい対処法と注意点
ぎっくり腰になったら、まずは横向きに寝て安静にすることが大切です。痛みが強い場合は、医師に相談してブロック注射や鎮痛剤などを受けることもあります。痛みが落ち着いたら、早めに動き始めることで回復を促します。また、病院で検査を受けて、ぎっくり腰の原因や重症度を確認することも必要です。ここでは、ぎっくり腰になったらどうするか、正しい対処法と注意点について解説します。
ぎっくり腰の応急処置:横向きに寝て安静にし、湿布や鎮痛剤で痛みを和らげる
ぎっくり腰の応急処置としては、横向きに寝て安静にすることが基本です。この姿勢は、腰部の筋肉や靭帯の緊張を緩和し、神経の圧迫を減らす効果があります。また、両膝を曲げて胸に近づけると、さらに楽になる場合があります。このとき、枕やタオルなどで頭や腰を支えるとよいでしょう12。
横向きに寝ている間は、マッサージやストレッチなどは行わないでください。これらの行為は、筋肉や靭帯の断裂や出血を悪化させる可能性があります12。湿布や鎮痛剤などで痛みを和らげる程度にしましょう。湿布は冷湿布か温湿布か迷うところですが、一般的には消炎作用のある冷湿布のほうが適しています34。お風呂などで温めるのも逆効果になりがちなので、最初のうちはあまり温めないようにします34。
ぎっくり腰の治療法:早めに動き始めることが重要、医師の指導でリハビリや運動を行う
ぎっくり腰の治療法としては、早めに動き始めることが重要です。従来は、痛みが治まるまでは安静にすることが推奨されていましたが、最近では安静期間が長すぎると筋力低下や関節拘縮などを引き起こし、回復を遅らせることがわかってきました 。そのため、現在では2~3日程度で動き始めることが勧められています 。
ただし、無理は禁物です。痛みの程度をみながら、自宅の中などを少しずつ歩くようにします。また、病院で検査を受けて、ぎっくり腰の原因や重症度を確認することも必要です。病院では鎮痛剤や筋弛緩剤などの薬や、ブロック注射や牽引などの物理療法を受けることができます 。また、布製のコルセットをもらっておくと、歩くのが楽になります 。
痛みが落ち着いたら、お風呂で温めて筋肉や靭帯の緊張をやわらげます。温めると血行もよくなり、回復も早まります 。さらに、医師の指導のもとでリハビリや運動を行うことで、腰部の筋力や柔軟性を向上させることができます 。これらの治療法は、ぎっくり腰の回復だけでなく、再発や慢性化の予防にも有効です。
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